先週末の患者(ジストニア)
2016.01.18
カテゴリ:ブログ
先週末の患者(ジストニア)
ここ3か月ほど毎週のように鍼灸治療に来ている痙性斜頸と発声障害の中年男性、頸が大分楽になり不随意に振れなくなってきた。その反面従来からあった右手の意に反した内側への曲がりが気になっている。字を書く時やパソコン操作で困る。疲れたとき、緊張した時に症状が強い。もう少しの辛抱。
土曜日に来た新患の男性、やはり仕事などで緊張した時頸が左に曲がる。短距離の車の運転は大丈夫。病院の薬は飲んでいない。 時折ボトックス注射だけうける。 暫く週二回で通ってくることになる。 治療は強い反応が出ている頭部への頭皮鍼+パルス波、さらに手の指と下肢で反応が強いところに置鍼。「冷え」の反応があればお灸も加える。
治療後リラックスするが、すぐ治るわけではない。長期戦が必要な難病だ。特効薬はない。